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アジアのゴジラ

ディープラーニング・テクノロジー企業「アジラ」のCxOが書くブログ

第4次産業革命後の「人間の競争力」とは

第4次産業革命 クリティビティ

 先日開幕した世界経済フォーラムの年次総会「ダボス会議」では、人工知能、ロボット技術、IoTなどの新技術を軸とする「第4次産業革命」についてが焦点になっている模様。

 経済や社会におけるプラスの面はさておき、マイナス面として、その新技術が起こしつつある第四次産業革命から取り残されたと感じる人びとの強い不安が、世界的なポピュリズム(大衆迎合主義)の高まりに繋がっているとの見方で見解がまとまっているようです。

インドのIT(情報技術)大手インフォシスのビシャル・シッカCEOは「インドのような若年層が多い国でも、技術革新により雇用を脅かされているとの不安は強まっている」と述べた。過去数カ月のAI技術の進歩の速さに、産業界も追いつくことが難しいとの声も上がった。

出典:ダボス会議、AI導入「第4次産業革命」焦点 :日本経済新聞

平均年齢がおよそ27才、IT立国のインドの若者たちが「不安だ」と。IT立国だからこそその危機感を肌で感じているのかもしれません。

また、インフォシスのシッカCEOはこうも言いました。

「AI全盛の時代における人間の競争力は創造性」

であると。

クリティビティですね。

我々アラフォーから下の世代、特に子供を持つ親御さんには特に意識して欲しい言葉です。これからの時代、ニンゲンの競争力は創造性です。

偉人たちの名言をどうぞ。

karapaia.com

上記の歴史の偉人たちの言葉も素敵ですが、私が好きな言葉はこれです。

「Creativity loves Constraints(創造性は制約を好む)」

  By マリッサ・メイヤー

 言わずと知れたYahoo!のCEO(もうすぐ退任ですが)。元Googleの検索製品およびユーザーエクスペリエンス担当副社長で、スタンフォード卒。専門は人工知能です。

 私が思うこの言葉の意味は、無限の時間と真っ白なキャンパスにクリエイティビティは無いということだと思います。同様に、潤沢な資金にもクリエイティビティは無いのだと思います。

 時間や資金をはじめとする、ありとあらゆる「リソース(ヒト、モノ、カネ、時間、情報)」に制約があるからこそ、人は創造性が発揮できるのだと。さらにブレイクダウンすると、そこで必要になってくるのはリソースではなく人間の「情熱」と「行動力」だと考えています。

 結論がスポ根マンガみたいな感じになってしまいましたが、ダボス会議で大きな議題として上がるほど、リアルに第四次産業革命は進行しているということで、我々のような制約にまみれたスタートアップは必死でこの波にしがみつつ、もがきつつ、創造性を存分に発揮していきたいと決意を新たにしたわけでございます。