アジラプレス

私たちは人工知能を活用して、社会や人に寄り添い役に立つ「優しいAI」を開発しています

日経XTECH EXPOにて、スマートOCR『ジジラ』を初公開!そのポテンシャルとは

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スマートOCR『ジジラ』

 多くの企業様から頂いた①非定型のOCRを、②オンプレで提供してほしい、という強いご要望にお応えする流れで、当社の画像認識技術を駆使したスマートOCRを開発いたしました。

ジジラの機能

①認識精度

94%超です。OCR業界では99%以上と謳う企業様が多くいらっしゃいますが、実運用面での比較では、当社のほうが精度が高かったため、当社も99%を謳おうか検討しているところです。

 

②対応文書

FAXなどの非定型・手書きの文書はもちろん、非定型活字、定型や帳票型の活字/手書きなど、精度の高低はあれど、すべての文書が認識可能です。

 

③提供方式

クラウドSaaS型、API型、オンプレ型を用意しており、いかなる導入方式にも対応することができます。さらに、現在FPGAへの実装を進めており、将来的にはエッジデバイスでのご提供も視野に入れています。

 

また、2019年2月には無料のスマートフォン向けアプリの提供を予定しています。こちらは日に数枚程度の利用を想定しており、例えば、学生が書いた授業のノート(あるいはホワイトボードや黒板)をデータ化するのを支援するようなイメージです。

 

データ化してスマホのメモ系アプリに連携しておけば、いつでも閲覧が可能ですし、世界史の授業でしたら「カエサル」で検索すれば、カエサルに関連する記録が横断的に閲覧できるため情報の整理や補完、並列化に役立てることができます。 

 

 

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ガイウス・ユリウス・カエサル (出典:Wikipedia)

 

昭和・平成の「ねえちょっとノート写させて」から、ポスト平成は「ノート、並列化させて」になるでしょう。もうなっているかもしれませんが・・。

 

他にも利用用途はたくさんあるハズです。せっかく作ったので、本テクノロジーを多くの皆さんに使って頂きたいと考えています。

 

ジジラの値段

一般的なAI-OCRの半額以下でご提供しています。

これが実現できる理由は、自社内でGAN(Generative Adversarial Network)などの高度技術を用いてトレーニングデータを生成・開発したため、商品開発のコストが比較的安く済んだためです。

また、当社はOCR専業ではないため、これまで積み重ねてきた様々な業務の技術屋、基礎技術の中から活用できる技術を選択し、本件に投入できたことが価格に転嫁されています。 

 

また、前述の無料アプリ版は無料です。

 

 目指す未来

OCRは印刷文書を対象とし、インテリジェント文字認識(ICR)はいわゆる筆記体でない手書き文書を対象とする。あらゆる手書き文字を認識できるOCR/ICRは今のところ存在しない。

手書き文字認識 - Wikipedia

 2018年11月現在「あらゆる手書き文字を認識できるOCR/ICRはない」というWikipediaの記述がありますが、これを変えていきます。 

 

例えば、「あらゆる文字を読めるAI」を搭載した自動車は「この先、がけ崩れのため片側一車線通行」と手書きで書かれた看板を読むことができるようになるはずですし、ロボットは筆談でコミュニケーションが取れるようになるでしょう。

 

そんな未来を目指して、さらに技術に磨きをかけていく所存です。

引き続き、どうぞよろしくお願いします。

 

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日経XTECH EXPOにて【ジジラ】展示ブースの様子