アジラプレス

毎度アジラとうございます!こちらはアジラの広報メディアです。

ディープラーニングを活用した帰宅困難者を見守るサービスの実証実験を行います

先週9月21日に富士通さまとの「帰宅困難者を見守るサービス」の共同開発及び、実証実験のリリースが公式に発表されました。

4月に開催されたピッチコンテスト(富士通アクセラレータプログラム)での採択から協業検討を経て、富士通株式会社さまとの共同開発によってサービスは既に完成しており、現在社内でフィールドテストを繰り返しているところです。

本件はAIを活用した全国初の試みであるため、その有用性を検証するために実際の利用シーンを想定した屋外での実証実験を、認知症サポーターさまのご協力を得て行わせて頂く運びとなりました。

この場をお借りして、町田市経済観光部産業観光課のみなさま、 同いきいき生活部高齢者福祉課のみなさま、市の認知症サポーターのみなさまに厚く御礼を申し上げます。

プレスリリース

町田市は、富士通株式会社(注1)(以下、富士通)のクラウド型IoTデータ活用基盤サービス「FUJITSU Cloud Service K5 IoT Platform」と、創業支援施設「町田新産業創造センター」に入居する株式会社アジラ(注2)(以下、アジラ)の画像認識技術を活用し、富士通、アジラの両社にて共同で開発した、帰宅困難者を見守るサービスの実証実験を行います。

この実証実験は、町田市の中心市街地において、町田市認知症サポーターなどの協力を得て行います。サポーターが専用アプリをインストール済みの自身のスマートフォンで撮影した帰宅困難者役の画像と位置情報を「K5 IoT Platform」にアップロードし、家族役によって事前に登録された帰宅困難者役の画像とのマッチング情報を家族役に通知して位置を確認することで、サービスの有用性を検証します。

出典:町田市は、富士通株式会社・株式会社アジラと連携し、ICTを活用した帰宅困難者を見守るサービスの実証実験を行います : 富士通

町田市の発表はこちら。

ディープラーニングによる画像認識技術のしくみ

プレスリリースの文章ですと、「画像認識技術を活用し」の部分、ディープラーニング(深層学習)による画像認識技術をどう活用したのか?というところが分かりにくいと思いますので、簡単にご説明させて頂きます。

今回アジラでは以下のようなモデルをモデリングしました。インプットは画像(JPG/PNG)です。

  • STEP1:画像に映っている人を検出
  • STEP2:人の着ている服や、身に着けている帽子や靴などを検出及び認識
  • STEP3:認識箇所の「色」を認識

上記にステップを経て、各着衣の名称と座標、色とそれぞれの認識率をセットにしてJSON形式でアウトプットするというものです。

例えばこちらの画像(顔は伏せてありますが、弊社TA氏は見事に老人を演じています。本当はお見せしたい!)のアウトプットは以下のようになります。

f:id:asilla:20170924213504j:plain

・帽子なし

・シャツ(94%)、グレー、座標(x1,y1,x2,y2)

・ズボン(84.8%)、ブラック、座標(x1,y1,x2,y2)

・靴(84.3%)、ブラック、座標(x1,y1,x2,y2)

・靴(77.4%)、黒、座標(x1,y1,x2,y2)

・バッグなし

このように画像をモデルに渡せば、外見的な特徴を文字として明文化できる仕組みです。具体的には以下を認識することができます。

  • 帽子の有無と色
  • バッグの有無と色
  • 靴の有無と色
  • ブーツの有無と色
  • 上着系5種類の分類と色
  • ズボンまたはスカート4種類の分類と色
  • ワンピースまたはジャンプスーツの分類と色

お気づきかもしれませんが、よく市町村の防災無線で使われる 「なになに町のー、なになにさんが行方不明になっていますー。紺色のジャンパーに、オリーブ色の長ズボン、赤い登山帽をかぶり、白の運動靴を履いています。お心当たりの方は最寄りの警察署か~」という外見の特長を自動的に生成できるしくみです。

サービスのしくみ

この認識技術とGPS情報、顔を秘匿した写真を使って、帰宅困難者とその家族をマッチングさせるサービスです。が、このサービスの重要なポイントは、全国900万人の認知症サポーターさんの協力にあると考えています。

認知症サポーターとは・・・認知症サポーター |厚生労働省

この話は長くなるのでまた次回。

応用できそうな業界

防犯セキュリティの業界や、ファッション業界などに応用が可能な技術だと考えておりますので、ピンと来た方はご連絡頂けますと幸いです。

ご連絡はこちらからどうぞ。

【問い合わせフォーム】株式会社アジラ: 人工知能、ディープラーニングを活用した画像認識系APIを提供しています

メディア掲載

マイナビさん、ありがとうございます!

news.mynavi.jp

以上、代表木村が町田からお伝えしました。

引き続き、ご指導ご鞭撻ほどよろしくお願いいたします。